今回は、リスクマネジメント委員会の全体会として、熊本市中央消防署南熊本庁舎の救急隊員の方4名を講師としてお招きし、救急蘇生法の講習を受けました。

救急蘇生法の指針は、JRC(日本蘇生協議会)が作成するガイドラインに添って作成されているのですが、胸骨圧迫の深さやテンポ等がガイドラインが発表された時期によって異なっています。例えば、2010年のガイドラインでは胸骨圧迫の深さが5㎝以上となっていましたが、最新のものでは「胸が約5㎝沈むように圧迫するが、6㎝を超えないようにする」へと改定されています。微妙な違いなのですが、このような最新の知識を職員全員で共有出来るように、南楓苑では毎年積極的に講習を受けています。