南楓苑今年最後の行事、餅つきを行いました。
例年でしたら「餅つき大会」と呼ぶに相応しし盛大な行事として、職員やボランティアの方々や、ご利用者様のお手を借りて、杵や臼を使って本格的な餅つきを賑やかに行うのですが、今年は3密を避けるなど感染症対策を重点におきながら厳かな実施となりました。
しかし、「無病息災」「健康長寿」などを願う気持ちは変わらず、心を込めて衛生面にも細心の注意を払いながらお餅を丸めました。
餅つきは古く平安時代から始まったとされ、ハレの日をお祝いするための行事だそうです。
お正月を健康に迎えるために、年末に実施する風習が生まれたそうです。
餅つきは一人ではできません。たくさんの方々の協力のうえで成り立っています。参加者全員の連帯感を深め、完成の喜びを皆で分かち合うという、和を大切にする日本独自の文化ですね。
これからも大切にして行きたいと思います。