7月25日(金)に、リスク委員会の全体会として、救急蘇生の講習会を行いました。
今年は数年ぶりに救急隊員の方を講師としてお招きし、実技指導を行って頂きました。
訓練用のAEDの機械と、胸部圧迫のダミー人形を使った実践的な訓練です。
最近の講習では、より多くの職員に実技体験をしてもらうために、AEDブースと胸部圧迫ブースを別々に設けて訓練を行い、回転率優先で行っていたのですが、
今回はより実際の蘇生状況を再現するため、1人が胸部圧迫を行っている最中にもう1人がAEDの設置起動を行うという難易度の高い訓練を行いました。
1人が胸部圧迫を続ける中で、AEDのパッドを的確な位置に貼るのは思った以上に難しく、圧迫を行っている職員の手や体が邪魔で、スムーズに行えませんでした。
当然実際の救急現場では、更に困難な状況に直面し訓練のように行かない場面が多発することでしょう。
そういった知見を改めて学ぶことが出来た訓練となりました。
これからも、南楓苑では様々な訓練を通して、利用者様の安全に留意して行きたいと思っております。