10月27日、毎年恒例となった「施設内運動会」を開催しました。

当日は秋晴れのような明るい雰囲気の中、利用者の皆様・職員が一体となって、笑顔あふれる半日となりました。

まずは「開会式」。

司会による進行の中、今年の運動会へ臨む想いを込めて、利用者様お一人による「選手宣誓」が力強く読み上げられました。

続いて、全員で声を合わせる「気合入魂(エイエイオー!)」では、手を高く掲げる姿が印象的で、会場いっぱいに元気が広がりました。

続いての「ラジオ体操」では、椅子に座ったまま参加できる動きも取り入れ、全員が無理なく体を動かせるよう工夫しました。

音楽が流れ始めると自然と手足が動き出し、「懐かしいねぇ」「体が温まりますね」といった声も。

運動会といえば「玉入れ」。

赤組・白組に分かれ、真剣な表情で玉を投げ入れる姿はまさに勝負そのもの。

職員が籠を掲げて動き回ると、応援の声も一層大きくなり、会場は大盛り上がりでした。

続いては、横に並んだ利用者様同士でボールを素早く渡していく「ボール渡し」。

どちらの組が先にゴールへ送り届けるか、スピード勝負です。

後半には“巨大ぬいぐるみ”が登場し、思わず笑いがこぼれる場面も。

大きなぬいぐるみがゆっくり、そして慎重に隣へ渡されていく様子に、会場が温かい空気に包まれました。

最後の競技は、棒に輪を通し隣の方へとリレーのように渡していく「棒渡し」です。

シンプルですが、意外と集中力とチームワークが求められる競技です。

輪がスムーズに流れ始めると、周囲から「上手い!」「あと少し!」と声援が飛び交い、参加者の皆様の表情もどんどん生き生きとしていきました。

全競技が終了し、結果発表へ。

今年の勝利チームは白組でした!

勝った白組には拍手と歓声が送られ、赤組からも「来年は負けんぞ!」と元気な声が上がりました。

閉会式の前には、参加者全員で「ふるさと」を合唱しました。

優しい歌声が会場に響き、競技で盛り上がった後の心が団らんするような時間となりました。

最後の「閉会式」では、今年の運動会を振り返りながら、参加してくださった利用者様一人ひとりに感謝の言葉を伝えました。

「久しぶりに体を動かして楽しかった」「また来年も参加したい」という声も多く寄せられ、職員にとっても励みとなりました。

今年も、笑顔と元気に満ちた素敵な運動会となりました。

今後も利用者様が安心して楽しめるイベントを企画していきますので、どうぞご期待ください。