12月16日からの一週間、5階大浴場にゆずを浮かべ、「ゆず湯」に入っていただきました。
日本では江戸時代より、冬至の日に銭湯に柚子を輪切りにして入れて沸かす柚子湯の風習があり、ひび・あかぎれ・感冒などの予防に効果があったそうです。
また、京阪には柚子湯がなく、当時の江戸の町は急激な町づくりが進み埃っぽい状態だったために、毎日風呂に入ることが江戸の人々の楽しみだったそうで、ことわざにも「冬至に柚子湯に入ると風邪を引かぬ」と言われていたそうです。
南楓苑利用者の皆様にも、ゆずの香りと共に楽しい入浴のひと時を過ごしていただき、風邪の予防に努めていただきました。